Q 我が子が全く口を利いてくれない

50代

娘は幼い頃から無口ですが、最近では、全く口を利かなくなりました。親なのに、何を考えているのかも分かりません。妻とは話をしているようなので、任せていますが…。(50代男性)

今の状況は、突然起きたものではなく、日々の積み重ねの結果です。「口を利かない娘」ではなく、「話してもらえない父親」ではなかったでしょうか。これまで妻や娘にどのような心で関わってきたか、自分自身を振り返ってみましょう。

人生の幸、不幸は、家庭環境に懸かっています。家族みんなが何でも思いを吐露できる、心の安らぐ家庭であれば、生命力がみなぎり、潜在能力も大いに発揮していけるからです。ですから、子供への関わりも、妻任せにせず、夫婦で心を一つにして、向き合うことが必要です。

心の通い合う家庭を築く上で、軸となるのは夫婦です。まずは、伴侶にもっと関心を寄せ、温かく関わっていきましょう。日常のささいなことも当たり前と捉えず、「いつもありがとう」「おかげで助かったよ」と感謝を伝え、「娘の様子はどうだった?」「何も話さないから心配で…」などと、自分の心の内をありのまま語っていくのです。また、妻の気持ちもつかめるように、聞いていくことです。夫婦で思いを交わす会話を重ね、支え合っていくことで、二人の信頼関係が確かなものとなります。

子供は、親の姿をよく見ているものです。夫婦がお互いを尊重し合う姿に、子供の心に安心感が広がります。

「何で話さないのか」と責めたり、「こうしなさい」と親の思いを一方的に押し付けたりしないことも重要です。子供にも、性格傾向や、その子なりの「思い」があります。それを踏まえて、関わっていきましょう。親への信頼が深まるほど、心を開いて、何でも語ってくれるようになるのです。人間に、人の心を変える力はありません。しかし、無償の愛は、必ず家族の心をつないでいきます。

 神  示
夫婦の会話
  心冷静に 互いに敬い合って
   あるべき姿(任)を語り合うこと
 夫婦の心が共鳴するほど
   我が子の心に
     親を慕う愛(尊敬愛)が
             育ってゆく
「教え」を家族で学び
      「真理」に生きるなら
  自然と夫婦 親子の会話は深まり
   愛と信頼と期待を共感する
       家庭へと成長してゆける

(平成28年2月14日〈中略あり〉)

家庭における夫の任は、家族の「心」を支えることにあります。日頃から家族に思いを向けていればこそ、何かあったときも、みんなの心を受け止め、支える役割を果たせるのです。今回のことを良いきっかけとして、夫らしさ、父らしさを培っていきましょう。