Q 子供を亡くした喪失感を乗り越えられない

40代

数年前、10代の娘が急逝し、今でも受け入れられません。家族を心配させないように、一人で泣いています。この喪失感を乗り越えられる日が来るのでしょうか。(40代女性)

人間の正体は、魂です。肉体の寿命が尽きても魂は存在し続け、神の元で、次に誕生する時を待っています。そして、仏の世界から、いつも家族のことを見詰めてくれています。家族が仕合せに暮らすことで、故人の魂は安心し、それが供養となるのです。

とはいえ、愛する家族、ましてや我が子を先に送るという喪失感は大きく、乗り越えるには、どうしても時間がかかるでしょう。そのときに、一番の支えとなるのが、家族の存在です。互いに支え合い、補い合い、仲良く暮らすところに、自分の心も、家族の心も、確実に安定していきます。

ですから、悲しみを一人で抱え込まず、家族にも素直に伝えましょう。夫を頼り、「娘の死を、まだまだ受け止めきれない」「ふとした瞬間に涙があふれてしまう」などと、ありのままの思いを打ち明けることです。それだけで、気持ちが軽くなるはずです。そして、話を聞き、寄り添ってくれる夫へ、感謝の思いを返し、夫の思いも受け止めていきましょう。その積み重ねに、夫婦の信頼関係が深まり、ますます安心感に包まれます。そこに、生きる力、心の活力が湧いてくるのです。

人間の魂は、同じ家系の「心の道」に、繰り返し生まれてきます。その時に、各家に流れる気質、体質などに見合った階級の「運命」、すなわち生命力を、神から授かります。残された家族が、心を開き合い、一丸となって仲良く暮らすことで、我が家の「心の道」が太くつながっていきます。すると、娘が次に生まれてくる時には、もっと高い運命を頂いて、より長寿で、喜び多い人生が送れるようになるのです。

今こそ、神示から、そうした「人生の真理」をつかんで、家族で生かしていきましょう。「娘の次の人生を良いものにするために、自分たちにできることがある」。この希望が、喪失感を乗り越えるための、大きな力となるでしょう。

 神  示
人間は 家族との関わりの中で
           生涯を歩み
      「心の道」をつないでゆく
 結婚 出産 別れ
     全てが家庭の中で起きる営み
家族 縁者で教会に出入りし
    共に「教え」を学ぶ環境を
            今つくること
 「教え」に生きる家庭 家族は
           会話にあふれ
   互いの「運命」を
    重ね 補い合って「生きる」
             強さがある

(平成29年1月7日〈中略あり〉)

神示教会には、故人の魂を清め、遺族の心も救っていただける、「御魂送り」というすべがあります。後日の葬儀に当たる「明魂祭」でも行います。これは、万人・万物に魂を宿される大山なればこそ果たせる、救いの手だてです。神示教会の環境を大いに活用して、故人の魂が安心する温かい家庭を、家族みんなでつくり上げていきましょう。