「台風」に「梅雨前線」と、高温多湿なシーズンの到来です。ぐんぐん上昇する湿度と同じように、心もジメジメしていませんか? そんな“心の湿気”を感じたなら、早めの除湿をオススメします。
家事を手伝ってくれない家族に、「いつも私ばっかり」と不満の思い。会話の中で、「こう言ったら怒らせるかも」と、言えずにため込む思い。悶々(もんもん)とした感情が居座り続けると、“ジメジメ心”になって、確実に心の不快指数を高めていきます。
“心の湿気”の発生源は、環境…ではなく、環境にのまれている「自分の心」。放置すれば、心の湿度がどんどん上がって、どこにいても居心地が悪くなってしまいます。
湿気を取り除くために、心の窓を大きく開いて風通しを良くしていきましょう。とはいえ、「言いたいことを言ってスッキリ!」では、今度は、相手の心の湿度を上げてしまいます。「時」「所」「立場」を踏まえた“正しい関わり”が大切です。
例えば、家事を頼むにも、「休日だからゆっくりしたいだろうな」と、相手の状況に思いをはせられたら…。「手伝って」の前に、「疲れているところ悪いけど」とねぎらう言葉がポンと出たり、「もう少し後で頼んでみよう」とタイミングを見計らったり。そのようにしながら思いを素直に伝えていくと、“ジメジメ心”は取り除かれていきます。たとえ、相手の反応が思わしくなくても、「今は疲れているのかもしれない」と大きく捉えられれば、のまれることもありません。
“正しい関わり”に決まり切ったマニュアルはありません。でも、神の教えを学んでいると、どんな「時」「所」「立場」でも、その場面に適した関わりができて、必ず調和できます。「場所に合わせて 考えを変えて行く」(6月1日の神示)。そうした柔軟な生き方ができるように、神の教えで心を除湿! 明るく爽やかな毎日を過ごしていきましょう。