[実践ポイント]ジャッジ癖を捨てる

「その言動はよくない!」「こうするべき」家族や周りのことを、こんなふうにジャッジしてしまう瞬間はないでしょうか? 口には出さなかったとしても、こうした心の動きが出たら危険信号。流れにのまれている証拠です。

大事なのは、「ジャッジしている自分」を見逃さないこと。無意識のうちに相手を批判、否定していることは多いものです。これは、言わば思考のクセ。相手ではなく、自分の心が原因となって、のまれていきます。

「それはよくない」と思ったときこそ、ジャッジ癖を捨てる絶好のチャンスです。まずは、「自分が」相手の考えを受け止める“努力”をしましょう。「受け止める」とは、「我慢する」ことではありません。「この人はこう思っているんだ」とフラットに捉えることです。その上で、「自分はこう思う」と穏やかに伝えたり、「まずはその考えでやってみよう」と視野を広げることを意識したりすると、ジャッジ癖は消えていきます。

世の中に対しても同じです。「感染症が収束しないのは、対応が遅いから」「その言動は不適切」などとジャッジするのではなく、感染しないように対策を徹底する、相手の気持ちを考えて発言するなど、「自分が」できることに目を向けるように“努力”すれば、ストレスがたまることもありません。それが、流れに乗る生き方です。

2月15日の神示にある、「仕合せを味わい、生きる人」と「夢持てずに苦しむ人」。前者になるために、ほんの少しの“努力”から始めていきましょう!