[実践ポイント]「振り返り時間」をつくる

3月15日の神示解析のポイントの一つは、「内省」です。内省とは、自分の心を振り返り、高めていくこと。難しく感じるかもしれませんが、実践は至って簡単! そのコツをつかみましょう。

「きょう」がどんな一日だったか。毎日「振り返り時間」をつくりましょう。特に夕方の祈願は、振り返りにはうってつけのひとときです。

たとえ普段と変わらない一日だったとしても、じっくり考えれば、ささいな感情の起伏は必ずあるものです。注意したいのは、「イライラして八つ当たりした」「あの人の言葉に傷ついた」など、マイナスな出来事があった場合です。それを、「こんなことがあった」で終わらせるのはNG。相手のせいにしたり、翌日に引きずったりするのはもっとNG。自分がなぜそういう感情になったのかを考える…、それが「内省」です。

「自分は予定が立て込んでくると、イライラしがち」「上司に指摘されたら、すぐ自信をなくしてしまう」などと、自分の心の動きを一つ一つたどっていけば、性格や感じ方のクセが見えてきます。そうして気付いた「心の動き方」を改善できるように、神に願いましょう。

マイナスの出来事だけでなく、うれしかったことを振り返るのも重要です。「ご飯がおいしかった」「あの人が声を掛けてくれた」「家族みんなが元気に過ごせた」など、ささいなことでも、味わった喜びを思い出すと、感謝が湧き出てくるはず。「いつもどおりの一日」を過ごせることは、決して当たり前ではないのです。

「振り返り時間」を大切に、一日の終わりには心をきれいに清めて、「あした」を気持ちよく迎えましょう!

悔いなき人生手にするために 欠くことならぬ心は内省
    神の教え学び深めるなれば 我が心の動き 正誤が見える

『真実の光・神示 平成17年版』261ページ

悔いなき人生手にするために
  欠くことならぬ心は内省
    神の教え学び深めるなれば
     我が心の動き 正誤が見える

『真実の光・神示 平成17年版』261ページ