5月15日の神示解析で、教主は、目には見えない精神世界を意識する大切さをお教えくださいました。
最近、「どんな気持ちだろう」と相手の心を思いやったことはありますか?
ことしも母の日に、どうしたら感謝が伝わるだろうと、一生懸命考えた人は多いでしょう。日頃はそこまで意識しない、お母さんの「心」に、いろいろ思いを巡らせたはずです。
日常生活において、「思いを馳せる」機会はたくさんあります。例えば、空腹で帰宅したのに、夕食の支度ができていない。そんなとき、心はどう動きますか。
文句を言う前に、相手の「見えない心」に思いを馳せてみましょう。もしかしたら、予想外の用事に手を取られ、遅れた支度に焦っているのではないでしょうか。あるいは、家族のためにと、普段より凝った料理にチャレンジしたのかもしれません。
自分の期待が外れると、不満を感じやすいのが人間です。しかし、そのような時こそ実践の機会。相手の「心」を感じ取れば、出てくる言葉や態度が変わり、人間関係もスムーズに広がります。
どんな場面でも、まずは、見えない心に思いを向けて、相手の気持ちを受け止める。その上で自分の思いを伝えるところに、会話一つも温かい心の交流が図れるはずです。こうした心の動きこそ、今月のテーマである「真理で心が重なる家庭を築く」原点です。