Q 嫁と大げんかし、同居をやめるか迷う

70代

息子家族と同居しましたが、何かと、もめてしまいます。特に孫の将来が心配で、つい口出ししてしまい、嫁と大げんかになりました。居心地が悪く、気ままな一人暮らしに戻ろうかと迷っています。(70代女性)

A

身近な存在であるがゆえに、家族とはぶつかりやすいかもしれません。しかし、家族は、先祖からつながる「心の道」を共有する、特別な縁で結ばれた存在です。心が重なることで、人生が大きく守られます。幸、不幸を左右する重要な間柄ですので、煩わしいと思わず、関わりが深まるように努力していきましょう。

円滑な関係を築く上で欠かせないのが、家庭における立場と任を踏まえることです。「家庭」を自然になぞらえると、夫が根、妻が幹、子供がいれば枝と、家族で一本の木をつくっています。祖父母は「土」の立場で、立ち木を側面から支え、「見守る」のが任です。

息子夫婦が築く家庭ですから、まずは二人の話をよく聞いて、受け止めていくことです。今まで分からなかった、若夫婦なりの考えが見えてくることもあるでしょう。二人の考えを尊重し、何かあったときには、できる範囲で精いっぱい、力になっていきましょう。

息子家族が心配だからと、自分の思いどおりにしようとすることも、波風を立てないように、我慢して、無理に明るく振る舞うのも、正しい関わり方ではありません。

 神  示
家庭は
  人の心(運命実体)を磨き 高め
   悔いなき人生を歩み抜くため
             必要な環境
 家族で「教え」を学び
   「真理」のある家庭に
      人は「心」が育まれてゆく
 家族それぞれが
   分と立場を悟り 触れ合う中で
  人は「運命」に重なる人生が
           歩めるのである

(令和3年1月23日)

子育てで、いっぱいいっぱいになりがちな若夫婦にとって、ゆったりと、温かい愛で包んでくれる存在が身近にいることは、どれほどありがたいか知れません。「お母さんは、自分たちを信じて応援してくれる」「困ったときは、いつも力になってくれる」などと感謝され、そばにいてほしい人として求めてもらえるでしょう。

何より、家族と調和し、愛をかけていく姿は、若夫婦、孫がお手本として受け継いでくれるでしょう。子孫へとつながる、我が家の「心の道」(※)に、良いものを残すことができます。それこそが、親として、祖父母として、なすべき最大の任なのです。

「神示」は、神が表される「仕合せになるための生き方」を説かれた教えです。
万人に共通する普遍の真理だからこそ、その教えに沿って生きれば、人生は必ず好転していきます。

※心の道;先祖から子孫へと魂がつながる道のこと。どのような心で、どのような人生を送ったかが、子孫に受け継がれます。人の魂は、繰り返し同じ家系の「心の道」に生まれ変わり、次の代へとつながっていきます。この「心の道」が途切れることなく、太く続いていく姿が、真実の幸福です。詳しくは、『生命の歩み』384ページで確認しましょう。