Q 身内に離婚が多く、結婚を迷う

30代

私の両親や身内は、離婚している人がほとんどです。勉強会ではよく、親・先祖と似た人生をたどると聞くので、私も離婚するのでは…、結婚に向いてないのでは…と考えてしまいます。(30代女性)

物事は全て、「原因」があっての「結果」です。そして、家系には、それぞれに受け継がれているものが確かにあります。しかし、受け継いでいるのは、「離婚する」という「結果」ではなく、離婚に至る「原因」となるものなのです。
例えば、人の好き嫌いが激しかったり、自我が強く、自分と異なる考えを受け入れなかったり、悲観的な性格で、いつもふさぎ込んでいたり…といった性格傾向。そうした、人を否定、批判したり、相手から距離を置かれてしまうような面があったりするなら、夫婦仲も当然うまくはいかないでしょう。結果、「離婚」という形に至ってしまうのです。逆を言うと、原因となる考え方、生き方を修正すれば、おのずと結果も変わっていくということです。
まさに、それを一人一人に実現してほしくて、神は神示、真理を表されているのです。

人は皆 神の手の中
  「真の幸福」手にするために
        この世に生まれている
 「人生の真実」を知って
    「真理」に生きる我を目指せよ
 難しいことは何もない
 ただただ神の教えを学び
  「教え」を通して
    我が「心」を見詰めるのである
 自然と我が「心の動き」安定し
   全ての出会いを
       「悟り」と返す我となる

『真実の光・神示 平成22年版』14ページ

神は、いつも温かい会話があり、家族の心が重なっている「和のある家庭」こそ、「仕合せの基」と教えてくださいます。人は、家庭環境の中で、性格を身に付けていきます。ですから、今、身を置く家庭の中で、親やきょうだいと何でも話し合い、支え合う生き方を心掛けましょう。すると、自然と、不調和を生む関わり方が修正でき、誰とも良い縁を深めていけるようになります。夫となる人と、補い合い、信頼し合い、夫婦円満な家庭を築いていけるのです。