Q 入院中の姉を見舞う気持ちになれない

40代

姉が病気になり、入院しました。姉は人の悪口を言ったり、何かと感情をぶつけたりします。正直好きになれず、お見舞いに行く気持ちにもなりません。そんな自分も嫌で、夫にも相談できずにいます。(40代女性)

人には、それぞれ生まれ持った性格があります。身近にいる姉妹であればなおさら、その善し悪(あ)しを、強く感じてしまうこともあるでしょう。また、つらい状況にある姉を、いたわり、寄り添うのが望ましいと分かっていながらできないのは、自身の心にゆとりが欠けているからかもしれません。人間は、心にゆとりがあるときには、相手の悪い面よりも、良さに目を向けられるもの。ですから、まずは、ゆったりと大きな心の自分へと、気持ちを立て直していきましょう。

それをかなえる環境が、身を置く「家庭」です。中でも夫は、支え合って人生を歩む、最も心を通い合わせるべき存在。勇気を出して、「姉のことで悩んでいて」と、正直な胸の内を話すことです。その時に、愚痴で終わらせず、「話を聞いてくれてありがとう」などと、感謝を伝えることも忘れないようにしましょう。夫にありのままの自分を受け止めてもらえると、心が一気に安定していきます。ゆとりが生まれ、姉に温かく関わろうとする気持ちが湧き上がってくるはずです。

家族への愛情が持てれば、病床の姉の気持ちに、思いをはせられるようになります。感情的になる裏には、病気への不安や、言葉にできない寂しさがあるのかもしれません。そうした思いに共感し、受け止め、寄り添っていくところに、姉の言動にのまれない、程よい距離感で縁を深めていくことができるでしょう。

「教え」に気付きを得て
  「真理」に生きる家庭を築く
             努力をする
 自然と
  家族の気持ちは一つに重なり
    互いに思いを語る会話が増える
 運命に重なる心の動きが取れて
    病気 事故・災難が消えてゆく
 家族一人一人の心は常に安定し
     不安に迷う思いは起こらない

(令和4年5月23日)

自分の中に、嫌ったり、避けたりする気持ちがあると、言葉にしなくても相手に伝わってしまいます。逆に、人を思いやる温かい心もまた、確実に届きます。人の心と心は、映し鏡のように共鳴し、思えば思われる、「愛は愛を呼ぶ」のです。

身内を好きになれない、自身の欠けに気付いているならば、そこを修正していくことが必ずできます。今回のことを良い機会として、愛の心を伝播(でんぱ)できる自分へと、生き方を高めていきましょう。