[実践ポイント]「心の隙」をつくらない

物価の高騰が続いて、値上げラッシュ。その前に慌てて買いだめしても、結局使い切れずに後悔…。こうした衝動的な心の傾向は、「隙」がある状態です。その隙が広がると、いつか取り返しのつかない後悔をしてしまうかもしれません。

無自覚のまま生まれ、広がっていくのが、「心の隙」の怖いところ。いの一番にチェックしたいのが、「家族との関わり」です。「心の隙」と「家族との関わり」。この2つ、関係ないようで、実は関係大アリ。家族と心が通い合っていない時点で、既に「心の隙」は生まれているのです。

例えば、「息子とは気が合うけれど、夫とは…」「妻と子供たちは仲良しなのに、自分は…」といったことはないでしょうか。「うちは仲がいいから大丈夫」という人も、少し立ち止まって自分の心の奥底を見詰めてみましょう。「怒らせたくないから、言いたいことを我慢している」「家族には頼れないから、自分一人で決める」。こうしたケースは、心がひとりでに孤独な方に動いている状態。そこに、隙が生まれやすいのです。

心の隙を生まない最短ルートが、家族で神の教えを学ぶこと。ただ漠然と…ではなく、「自分が家族にどう関わるか」という視点を持ちましょう。

目指すは、「日頃から何でも語り合える家族」。「語り合える(・・・)」がポイントです。それには、自分が「話す」だけでなく、家族の話を優しく、穏やかに「聞く」ことも欠かせません。「こんなささいなこと」と思う内容でも、みんなで共有し、気持ちを重ねていけば、心のつながりが強く、太くなり、隙が生まれないのです。

10月の「信者心の道勉強会」のテーマは、「代神 人生の手本」。人の心をどこまでも大切にされた供丸斎先生の生き方を手本に、今月も“真剣に”学んでいきましょう。必ず「喜び多く、生きがいを手にする家族の人生(10月1日の神示)が得られます。