7月1日の信者心の道勉強会で、供丸光先生は「道を欠かない生き方」を知る大切さをお教えくださっています。「自分は教えを学んでいるから大丈夫」と思っていても、気付かないうちに道を欠いていることは、誰にもあります。今回は、「会話」という視点から、自分の生き方を振り返ってみましょう。
「言葉のトゲ」に要注意です。自分では全く傷つけるつもりはなくても、相手には「トゲ」として突き刺さり、時には一生の傷となって、心に残り続けることもあります。
「自分では気付かない言葉のトゲ」。これをつくらないコツは、幾つもあります。「○○すべき!」と断定しない。「○○はダメ!」と否定しない。「自分はこう思うけど、どうかな?」と疑問形で伝える…などです。
「どんな言い方をするか」も大事ですが、もっと大切なのは、“共感する心”を忘れないこと。これがあれば、トゲは生まれません。
例えば、家族が「最近、減量してるんだ」と話し掛けてきたら、何と応えますか?
「全然痩せてないね」これでは共感の「き」の字もありません。
「それなら、○○の食べ物がオススメだよ」こんな会話もいいですが、「そうなんだ! 頑張ってね」などと、相手の気持ちを受け止めた言葉をプラスすると、トゲにはなりません。
“共感する心”は、思うだけでは伝わらないので、意識的に言葉にしていきましょう。それが「道を欠かない生き方」です。