10月1日の神示解析に、供丸斎先生の生き方は「人が正しく、力強く生きるための心の手本」とあります。「心」をとても大切にされた、代神のお人柄に重なる実践ポイントです。
「物を大切にする」それは、単に「捨てないこと」「しまっておくこと」ではありません。とはいえ、「ただたくさん使うこと」とも違います。大事なのは、「どんな気持ちで使うか」、自分の心の姿勢です。
一人一人が、役立つ良さ(運命)を持っているように、物にも運命があります。「物の役割を全うできるように」「少しでも長持ちするように」と思いを乗せて使うのが、本当の意味で物を大切にすることといえるでしょう。
それができるのは、心にゆとりがある証拠。不思議と人間関係も良くなります。相手が「人」か「物」かの違いだけで、「大切に接する」という心遣いそのものは同じだからです。
供丸斎先生は、シャツ一枚もそれは大事にされ、破れるたびにご自身で繕って、お召しになりました。今は、欲しい物が簡単に手に入る時代。だからこそ、「汚れたから買い換えよう」「なくしても買えばいい」と安易に考えるのではなく、小まめに汚れを取り除いたり、使い切った後は「今までありがとう」という気持ちで処分したり…。供丸斎先生のように、物を大切にする心を意識したいものです。