相手の心を理解できるように

(横浜市HK/30代女性)

私の心に強く残っている体験談を一つ上げるなら、これです。

「逃げたい心」に気付いて 仕事に向き合っていくと…

「逃げたい心」このワードに、ハッとしたのを覚えています。クレーム対応という仕事で、お客さまから怒りをぶつけられ、心が震えるほどの毎日だったというこの方。それが、勉強会で聞いた「性格傾向」の話から、自分の心の癖に気付いて、逃げずに向き合うと決心したとのこと。その“心の強さ”に感動しました。そして、苦しい心を救ってほしいという祈願が、“相手の気持ちが分かりたい”に変わるなんて、本当にすごいです。 

気付いたことを実践に 

この方が言われていた「逃げない、隠れない、向き合う」「相手の心を理解できるように…」。私もこれをテーマに実践しよう!と、心に誓ったことを覚えています。 

すると、今までと違う感覚がありました。職場で仕事を教わるとき、「私が成長できるように関わってくださっている」と思えてきたのです。すぐに取り入れて、できるようになりたいという気持ちが強く湧きました。分からないことは、知ったかぶりをせず、理解できるまで確認。何度も関わってくださる先輩に感謝しかありません。この繰り返しで、先輩との信頼関係も深まったように思います。 

見える景色が変わった 

先輩が投げてくださるボールを、“しっかり受け止めて応えたい”。そんな思いで取り組むと、普段の自分では気付けないことに気付けます。利用者の方に安心していただけることも多くなってきました。相手の思いを感じながら接していく。それだけで、見える景色が全く変わり、自己本位だった頃とは違う自分になれました。人のお役に立てている。そんな実感が持てると、「もっとできることはないかな」という意欲も湧いてきます。 

最近、両親から、「頼もしくなってきたね」と言われたのも、うれしかったです。「神の実在体験談」のおかげで、毎日大切な気付きをたくさん頂いて、勇気づけられている私。もっと成長できるように頑張ります。