自分を変える機会と気付いて

(佐賀県TY/50代女性)

8月に、出産のために次男の嫁と孫がやってきました。初めはうまくいっていたものの、次第に、家の中の平和が音を立てて崩れていったのです。

我が家は、会話の多い家です。子供は4人いるし、「和のある家庭は会話のある家庭」という神の教えを守り、たくさん話をしてきました。けれど、私たちと感覚が違う嫁は、素っ気ない態度。その様子に、「家庭を壊された」と責める気持ちが込み上げました。

一方で、我が家を「温かい家」と言います。実は、人と関わるのが苦手な嫁に、息子は“家族の温かさを感じてほしい”と思っていたらしいのです。

心に届いた家族のぬくもり

そんな時に読んだのが、家族との関わり方を見詰め直し、みんなのために感謝の心で動けるように努めた人の「喜びの声」(令和4年8月22日)でした。読むうちに、心の道に良いものを残したいのに、嫁を責めるのは違う。息子や孫のためにも、嫁と“家族”になりたいと思いました。そして、人を責めやすい実体を修正し、乗り越える機会を頂いたと感謝に変わったのです。

「人の温かさを感じてほしい」と思いながら接していくと、嫁の心に変化が。自ら気持ちを話し、表情も明るくなりました。

もともとかわいい顔立ちで、笑顔が長所の一つです。けれど、人付き合いが苦手だからか、髪で顔を隠していました。「隠さなくていいよ」と伝えてから、さらに心を開いて、「お母さん」と慕ってくれるように。今では、息子よりたくさん話をします。次男からも感謝され、うれしかったです。

これからも、神の教えを実践し、実体の修正に努めていきます。