神と親の愛を感じて

(愛知県HM/20代女性) 

ある日、仕事で失敗した私は、涙が止まらなくなりました。「相手の心を大事にして、人の役に立とうとしているのにうまくいかない。私は、神の心に重なってない?」と感じて、悔しくなったのです。 

そのことを母に電話で話すと、前日に出席した「親の会」で感じたことを話してくれました。「私は、あなたのおかげで親にさせてもらった。神からの愛と信頼と期待を受けて、あなたを授かったの。絶対に仕合せになるから大丈夫!」と言われ、「すごいな、お母さん」と、母の愛と力強い言葉が心に残ったのです。 

ただ運命を生かせばいい 

それから読んだ『友輝27』。第1章の2節「神の愛」の中で、「この世で役立てるように授けてくださる運命は、一人一人への神からの愛そのものです。今の人生に下さったその力を生かそうとする生き方は、神の御心に重なり、必ず応援が頂けます」とありました(27ページ)。 

「純粋に、人のために…」というのが、“神の御心に重なる”と思っていたけれど、自分に与えられた運命を生かすだけ。自分の運命を信じて生きればいいんだと思えたら、心が軽くなりました。すると、翌日、不思議と「あなたの良さは○○よ」と言われているような出来事が続き、「私はこれもできる」「そうだ! これを生かせばいいんだ」と、自分のやるべきことが見えたのです。 

親が信じてくれる心と、神の愛を感じて、「神の御心に重なる」とはどういうことか気付かせていただきました。あらためて気付いた自分の運命。その力を、精いっぱい発揮していきます。