道を守って生きる大切さを(前編)

誰一人として知る人のない「大山命」の実在を伝えるため、分かりやすく形をもって神の力の偉大さを示し続けた神示教会の草創期。神は、「使者」として供丸斎先生を選び、絶大な力を授けられました。そこには、全てを見抜く不思議な「予言」の力と、驚くばかりの「奇跡」の数々が。その力によって、「この神は本当に実在している!」「本物の神だ!」と、一人一人が神の尊さを知り、救われていく事実があったのです。

予言、奇跡に神の実在を信じる

ある日、一人の青年が供丸斎先生の前へ。すると、「君は今、どの方向に進もうかと悩んでいるね。自分の力で何でもできると思ってはいけないよ」と語られた供丸斎先生。「君のお父さんは、胸の病で亡くなっているだろう。君も、同じものを受けているから、それを断ち切らないと、同じようなことになる。だから、真剣に神にすがるんだよ。仕合せになる道を、神からしっかり学ぶことが大切」とお教えくださいました。

迷う心に正しい道を示し、つらく苦しい痛みは取り去り、真っ暗闇の心には明るい希望を与えるなど、神の実在を示すために、数々の奇跡が次から次へと現されました。

全く歩けない小さな子供を抱きかかえた両親。病院でも原因が不明。供丸斎先生は、それは足の問題ではなく、内臓に原因があることを見破り、その場で神の術を施されました。すると、何と不思議。その子は、すっと起き上がり、自分の力で歩き出したのです。目の前に起きた大奇跡に、両親の喜びようはなく、感謝、感謝。そこに居合わせた人々も驚くばかり。誰もが、神の力の偉大さを心から信じました。

救いたいから正しい生き方をと

神の力を存分に受けられた供丸斎先生のお言葉は、百発百中。さまざまなことを予言されるのは、その人を救いたいからです。「そこに行ってはいけない」「その会社に入ってはいけない」「その学校に入ると…」と。なぜかと言えば、そこで災難に遭ったり、後悔することになったりするからです。それを避けてほしくて、予言を次々と授けてくださいました。
「あなたには、こういう病になるものがある」「だから、短気を起こしてはいけない」「物事をくよくよ考えてはいけない」「欲を出してはいけない」…と。悪い結果を招く生き方をしないように、供丸斎先生は実に細かくご指導くださいました。そうしたお言葉を受け、多くの人々が不思議を味わい、神の実在を知ったのです。