Q 長年勤める飲食店が経営不振で不安

50代

15年勤める飲食店ですが、最近、売り上げが落ちてきています。食材の品質を下げる提案をしましたが、店主にはこだわりがあり、受け入れてもらえません。赤字続きで不安です。(50代女性)

経営者と同じ目線で、現状の危機意識を持てるのは素晴らしいことです。しかし、仕事において大切なのは、自分の職場での立場をわきまえ、やるべき任の範囲で、惜しみなく尽力することです。

仕事とは 人 物 全ての存在が 重なり合って生み出す力をいう
「道」欠き 外す心の動きは慎み 協力 協調する動きを取る
 自然と互いの運命が重なり 補い合って 調和して「生きる」環境を生む

仕事とは 人 物 全ての存在が
    重なり合って生み出す力をいう
「道」欠き 外す心の動きは慎み
    協力 協調する動きを取る
 自然と互いの運命が重なり
  補い合って
    調和して「生きる」環境を生む

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ(中略あり)

状況を踏まえて提案してくる従業員の存在は、店主にとって心強いもの。しかし、そこから先の、経営判断をするのは店主の役割です。そのことを認識しましょう。立場を超えた振る舞いで、不協和音を起こしてしまったのでは、15年勤めてきた自分の存在感も落としてしまいます。

いま一度、自分が求められている役割をしっかりと見詰めて、協力、協調の姿勢で関わりましょう。お互いの良さを発揮し、それぞれの役割に精いっぱい取り組んでいく職場環境となることで、経営にも必ず好影響を及ぼしていきます。