長男の嫁が、感染症患者を受け入れるホテルで勤務しています。長男は心臓に持病があり、夫のがん治療も始まるため、もし感染してしまったらと不安です。(60代女性)
A
たとえ感染リスクの高い職場であったとしても、組織で担った責任を全うするのが、社会人として「道」を守る生き方です。ですから、お嫁さんが自分の任を果たすことは、とても大事です。一方で、病を抱えている家族がいるのも事実。神は、こうお教えくださいます。
神の「教え」を家族で学ぶ家は
互いに思いを共有し 互いに声掛け 支え合って 実体を修正してゆける
六つの花びら咲き誇る 我が家を家族一つになって つくり上げる努力が必要
この思いを遂げたとき
家族の健康は大きく守られ 「心の道」に良き因を残している
神の「教え」を家族で学ぶ家は
互いに思いを共有し
互いに声掛け 支え合って
実体を修正してゆける
六つの花びら咲き誇る
我が家を家族一つになって
つくり上げる努力が必要
この思いを遂げたとき
家族の健康は大きく守られ
「心の道」に
良き因を残している
『真実の光・神示 平成29年版』100ページ
神の「教え」は、生きる知恵です。一般の家庭より感染リスクが高く、より気を付けなければならない病人もいるのであれば、それに見合った感染防止策を立てましょう。そのときに大切なのが、家族で思いを共有し、責めるのではなく、支え合う心や思いやりを欠かないことです。声を掛け合う中で、「手洗い時の消毒を念入りにしよう」「別室で食事を取ろう」など、今やるべきことが見え、適切な対応が図れます。このように家族の心が一つに重なれば、不安は自然と解消されるでしょう。安心感の中、健康も守られ、安泰に過ごせます。
*六つの花びら;神が人としての仕合せを六つの花びらに例えてお教えくださった、基本真理の一つ。夫・妻、男女の子供、健康、職業、生活、希望の六つに恵まれることが、人としての仕合せなのです。六つの花びらは、順にかなっていきます。夫婦が仲良く暮らすと、親子の仲も良くなります。そのような家庭を築けると、健康に恵まれ、勤労意欲も枯れません。社会で活躍できるので、生活に困ることもなく、大きな希望を持って人生を歩めます。詳しくは『理知の真理12』9ページで確認しましょう。