就職したものの、今後の夢が特にありません。何を目指して、どう生きればいいのか分からず不安です。
A
「こんな仕事に挑戦したい」「あのポジションに就きたい」などと、具体的な目標があるのはすてきなことです。しかし、それ以上に大事なのは、今、職場で求められていることに、自分の力を発揮していくことです。人と比べる必要はありません。自分にできることで役に立てるよう、目の前の一つ一つの業務に精いっぱい取り組みましょう。
そのように生きられる自分となるにはどうしたらよいのか、神はお教えくださっています。
和心育つ家庭に 人の運命は磨かれ
社会に奉仕して「生きる」存在となってゆく
和心育つ家庭に 人の運命は磨かれ
社会に奉仕して
「生きる」存在となってゆく
『真実の光・神示 平成30年版』144ページ
まずは、家族に何でも話せる自分になることです。うれしいことも迷うことも、いら立ちも失敗も、全て、素直に、正直に伝えましょう。経験豊かな両親は、共感し、時に助言するなど、親身になってくれるはずです。すると、気持ちが流れ、不思議と心が明るくなっていきます。そこに、頑張る意欲、人に役立とうとする前向きな心が湧いてきます。このような力が、家庭にはあるのです。
神が教えてくださる「夢」とは、意欲に満ちあふれた心です。朝起きて、「きょうも一日頑張ろう」「朝食が楽しみ」「仕事でこんな提案をしてみよう」などと、生活のささいなことにも活力がみなぎる姿です。
家族ともっともっと積極的に関わることを意識していきましょう。焦りも、不安も自然と消え去り、夢ある生き生きとした毎日が送れます。