夫が大病を患って入院したものの、新型コロナウイルスの影響で面会できません。一人では心細く、不安です。嫁いだ娘が気に掛けてくれますが、帰った後は寂しさに襲われます。(70代女性)
A
問題に直面したとき、物事をどう受け止めるか…。心の動きは、一人一人の性格傾向によって異なります。問題の根本は、夫の入院やコロナではなく、実は、現実を受け止められない自分の心にあるのです。
時代 環境が悩みを生み出し 「生きる」楽しさを阻害 奪っているのではない
我が「実体」に心のまれて生きる 我が心の姿に因があると気付くべし
時代 環境が悩みを生み出し
「生きる」楽しさを阻害
奪っているのではない
我が「実体」に心のまれて生きる
我が心の姿に因があると
気付くべし
『真実の光・神示 平成21年版』142ページ
自分が寂しいのと同じように、入院中の夫も、心細く、不安な思いをしているのではないでしょうか。夫婦二人で歩む人生だからこそ、夫の気持ちを感じ取る共感性を持つことが必要です。
また、娘がかけてくれる愛情に、もっと感謝し、大切にしましょう。当たり前ではないことに気付ければ、「自分は一人ではない」という強い気持ちが湧いてきます。そこに、寂しさは薄らぎ、夫を支えられる、明るく、強い妻となれるでしょう。
※神示にある「実体」とは、気質や体質など、肉体と共に親、先祖から受け継いだもの。