Q 学校に慣れず、勉強にも部活にも集中できない

人間関係

進学校のため競争意識が強く、友人の自慢話やさげすむ態度が心に残ってどうしても流せません。勉強に集中できないので、せめてクラブ活動に全力投球したいと思いながらも、自分に自信が持てず挫折気味です。周りに振り回されず、ぶれずに歩みたいです。

何より大事なのは、学校生活を楽しむことです。人の姿を見て比べるのではなく、自分の持ち味を見詰めましょう。何が持ち味なのか分からないのであれば、自分自身を知り、良さを伸ばすためにも、勉強にせよ、部活動にせよ、目の前のものに、自分なりに精いっぱい取り組むことが大切です。

運命が導く人生を歩むとき 人は皆 自信に満ちあふれている
なれど 知識を頼り 自我に染まるとき
    人の心は 競い 比べ合わせて 「生きる」自信を欠いて行く
「教え」に生きて心磨くほど 人の心は安定し この世の極楽を体験できる

運命が導く人生を歩むとき
  人は皆 自信に満ちあふれている
なれど 知識を頼り 自我に染まるとき
  人の心は 競い 比べ合わせて
    「生きる」自信を欠いて行く
「教え」に生きて心磨くほど
  人の心は安定し
    この世の極楽を体験できる

『真実の光・神示 平成30年版』90ページ(中略あり)

高校とは、知識を学び、偏差値の高い大学に入るためにあるのではありません。しかし、進学校であれば、大学への通過地点のように考える人もいるでしょう。それを責める必要もなければ、無理をして合わせる必要もありません。そのような環境に身を置いているのだと受け止め、自分は「高校生活を楽しむためにどうするか」を、日々親に思いを伝えながら考えればよいのです。

自身の分・器に気持ちを向けると、「人は人、自分は自分…、でも大切な仲間」と、友人との価値観の違いを受け入れるゆとりが生まれます。神が教えてくださる「極楽」とは、そのように、わだかまりなく軽やかな心で過ごせる毎日のことです。

自分なりの目標や目的を持って、何かに前向きに明るく取り組む姿は、多くの仲間の共感を得て、掛け替えのない学生生活が、必ず充実したものとなるでしょう。