Q 気の強い妻と、どう関わればよいのか

40代

気の強い妻から、いつも反論され、私の意見はなかなか通りません。話すのも面倒になり、妻に内緒で買い物をしたり、一人で出掛けたりしています。妻とどう向き合っていけばよいでしょうか。(40代男性)

人は、一人一人、生まれ持ったものも、育ってきた環境も異なります。感じ方や考え方は、まさに十人十色。夫婦であっても、価値観が違うのは当然なのです。だからこそ、調和するには、自分と同じように、相手にも思いや言い分があると、踏まえる必要があります。

夫婦に限らず、意見が重ならないのは、お互いに“自我”が強いからです。「自分が正しい」「相手は間違っている」という心でいては、いつまでも平行線でしょう。妻の意見を反論と捉えて終わらせず、「なぜそう言うのか」「自分の何が受け入れてもらえないのか」などと、相手の思いを理解するために向き合っていきましょう。丁寧に気持ちを聞くことで、納得できたり、誤解が解けたり、新たな案が浮かんだりと、二人の意見がまとまりやすくなります。妻の強い態度には、自分にも原因があったと、気付くこともあるかもしれません。自ら歩み寄ることで、自身の思いも、妻へ伝わりやすくなるのです。

「教え」を家庭で生かすほど
  家人の心(運命)は重なり
    「愛(愛心)」が育つ家と成る
「教え」を家族で学び
 「真理」を我が家(家庭)に
     生かす心(信念)を持つべし
この思いが
  家族一人一人の心(人生)を
             守ってゆく

『真実の光・神示 平成28年版』13ページ(中略あり)

家庭を一本の立ち木に例えると、夫は根の立場。家族を精神的に支える強い心が欠かせません。幹である妻から逃げたり、身勝手に行動したりしていては、根と幹がつながらず、家庭という立ち木は枯れてしまいます。人生に、さまざまな問題を引き起こしかねません。

妻と誠実に向き合い、お互いの良いところを生かせるように意識していきましょう。自分にないものを持っている者同士だからこそ、補い合うことで、より強固に結ばれるのです。夫婦の心が一つになるところに、居心地の良い家庭環境が築けます。どのようなことがあっても、一緒に乗り越えていける夫婦となれるのです。