指定難病と診断され、余命2年の宣告を受けました。少しでも長く生きたいです。そのために、何をすればよいのでしょうか。(70代男性)
A
心と体は、連動しています。必要なのは、健康な心を維持できるように、神の教えを学び、祈願を重ねることです。
健康な心は、治癒力や免疫力などを高め、生きる力を引き出します。そして、体調にも良い影響を与えます。何より、心が健康だと、さまざまな現実を受け入れ、悔いが残らないように、前向きに生きられるのです。
人は皆、神から命を授けられ、誕生しています。その与えられた命を、社会に役立てて生きてこそ、人生は輝きます。
病であっても、家族や医療スタッフに感謝の思いを伝えたり、患者同士で励まし合ったりと、人のためにできることはたくさんあります。一日一日を奉仕の心で過ごすなら、明るく、健康な心で生きられるでしょう。
「教え」に気付きを得て
「真理」で関わり 支え合う
家庭を築く努力が必要
この環境が 豊かな心を育み
人間は 健康な心に戻ってゆく
『真実の光・神示 令和5年版』24ページ
人生は、有限です。その尊い時間を悔いなく生き抜くためにも、家族との心のつながりを大切にしましょう。寄り添う家族との温かい関わりから、現実に立ち向かい、乗り越えようとする強い心も湧いてきます。家族が一丸となって病に向き合うところに、生命力が引き出されるのです。
家族は、深い縁で結ばれています。そこには、先祖から子孫へと、縦につながる「心の道」があります。生ある時に、自身が持つ「役立つ力」を発揮すれば、その生き方が「心の道」に残り、より良い次の人生につながるのです。