職場では、責任ある立場を任されています。自分としては、皆が楽しく働ける環境にしようと心掛けているつもりですが、従業員同士の衝突が絶えず、正直うんざりしています。夫には、愚痴になりそうで相談できません。(50代女性)
A
感じ方や考え方は、人それぞれ。従業員が異なる意見を持つのは、当然と言えます。それをまとめることこそ、責任者の任。そのときに大切なのが、一人一人の良さが生かされ、力を発揮できるように関わることです。
そのためにも、所属員の思いをよく聞いて、受け止めましょう。「上司がしっかり聞いてくれた」というだけで、安心するものです。皆の意見を踏まえつつ、組織に求められている方向に沿って、実行するのです。
もし、業務以外の面で衝突しているのならば、自ら加わって、話し合いの場を設けることも必要でしょう。
仕事は
奉仕の真理に悟りを得て生活するほど
成果を出す
「教え」を学び
「運命」に導かれた人生が
歩めるなれば
互いの存在は引き合い
生かし合う動きを取る
今なすべきことは
「教え」を人生の支えにして
関わりを深める努力をする
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ(中略あり)
自分なりに心を尽くしても、それが他の従業員に伝わっているでしょうか。自分の思いを押し付けてはいないかなど、自身の関わり方を見詰めることも必要です。
また、組織に身を置く以上、自分の感覚ではなく、組織が求める方向に沿って動くことです。自身の任と立場を踏まえ、できることを惜しみなく、奉仕の心で尽くすのです。
家庭においても、自分の思いを何でも語ると、励まされたり、助言が得られたりします。多少愚痴になってしまったとしても、お互いに寄り添い、支え合うのが家族です。そうした家庭であれば、心も明るく、前に向かって頑張れるのです。