Q 親の期待が大き過ぎて、応えきれない

家庭

親からかけられる期待が大き過ぎて、自分にはとても応えきれないと感じ、苦しくなってしまいます。

親とは、どこまでも子供の仕合せを願い、深い愛をかけてくれる存在です。誰よりも我が子がかわいいからこそ、期待も自然と膨らみます。親から最大限の応援を受けられるのは、とてもありがたいことです。

とはいえ、親子であっても別の人間。お互いに大切に思っていても、心が擦れ違ってしまうこともあるでしょう。どのようなときにも、言葉で伝え合わなければ、気持ちはきちんと届きません。ですから、日々、親子で何でも語り合うことがとても大切です。特に心の内、自分自身が思い、考えていることを、素直に、正直に語ることです。そのときに、感情的になってしまわないように気を付けましょう。冷静に話してこそ、思いは正しく相手に伝わるからです。

子供の気持ちを知ったなら、親もまた、なぜそのように期待をかけているのかなど、思うところを話してくれるでしょう。

自分の思いを親が受け止め、同時に自分も、親の気持ちが見えることで、驚くほど心が軽くなるはずです。

和心育つ家庭を求めて 「真理」に生きてごらん
 自然と 家族の心は 寄り添い 重なり合って 支えて「生きる」心が育ってゆく
 家族の触れ合いを通し 心の不安 迷いは治まるのである
 安定した心に 「運命」の力が引き出されてゆくのである

和心育つ家庭を求めて
       「真理」に生きてごらん
 自然と 家族の心は
  寄り添い 重なり合って
   支えて「生きる」心が育ってゆく
 家族の触れ合いを通し
   心の不安 迷いは治まるのである
 安定した心に
   「運命」の力が
      引き出されてゆくのである

『真実の光・神示 平成25年版』89ページ(中略あり)

人は誰も、神から世に役立つ力、「運命」を与えられ、生まれています。親子で率直に語り合う中から、自分の分・器、持ち味などが見えてきます。身の丈を超えるような期待なら、過ぎる思いを修正し、双方が納得するような目標へと、調和が図れていくものです。自身に見合った目標が定まったなら、精いっぱい取り組んでいきましょう。

心に負担なく、正しい方向で努力できれば、潜在能力がどんどん引き出され、社会で大活躍できるのです。