家でも、職場でも、人から注意されたときに、どのように反応すればよいのかが分かりません。
A
人から褒められればうれしいものですが、注意されたり、叱られたりするのは、あまり心地の良いものではないかもしれません。しかし、指摘や注意こそ、自分磨きに直結する、ありがたいことなのです。
背中に付いたごみは自分では見えないように、一人では気付けないことがたくさんあります。悪気はなくても、何げなく口にした言葉、ささいな行動が、調和を乱したり、誰かを傷つけたりしていることもあるのです。
人間は、誰もが不完全です。ですから、長い時間をかけて、自分自身を磨き、高めていくことが重要です。
人からの注意を、「自分を高めるアドバイス」と受け止められる、大きな心の持ち主を目指しましょう。すると、必要以上に厳しく言われたとしても、相手の態度にのまれることはなくなります。
人間は 多くの出会いを重ねて 実体を磨き 高めてゆくもの(存在)
「教え」が 人の心を豊かに育み 出会いに報いる思いを引き出す
「感謝」「奉仕」「愛」と 人は「教え」に生きて 実体を高めてゆく
人間は
多くの出会いを重ねて
実体を磨き
高めてゆくもの(存在)
「教え」が 人の心を豊かに育み
出会いに報いる思いを引き出す
「感謝」「奉仕」「愛」と
人は「教え」に生きて
実体を高めてゆく
『友輝26』120ページ(中略あり)
さまざまな人と触れ合うからこそ、自分自身の長所も、短所も見えてきます。欠点に気付けたならば、そこを出さないように、また修正できるように努め、良さを生かすことに取り組んでいくのです。
そのような姿勢で向き合えば、一つ一つの出会いが、人格を向上させる糧となります。自分の良さがどんどん引き出され、喜びに満ちた人生を手にできるのです。