Q けんかばかりの両親より、友達といる方が気楽

家庭

神の教えで、家庭が大切と言われますが、両親はいつも言い争いばかりで居心地が悪く、友達といる方が気楽です。我慢して家にいることが教えに生きることなのでしょうか。

神の教えは、自分の人生を豊かで仕合せなものに導く生き方のヒント、知恵です。
ですから、両親の姿を教えに重ねて心を痛めるのではなく、自分の立場で、子供として家族とどう関わればよいか、その視点で学ぶことが大切です。

心で生きる人間は 「正道」を知り 歩み 「実体」を高める努力が必要
 「教え」を家族で学び 一人一人が任と立場を知って 関わりを深めるほど
    家族一人一人の「実体」は大きく修正されて 「運命」に重なる人生が歩める

心で生きる人間は
  「正道」を知り 歩み
    「実体」を高める努力が必要
 「教え」を家族で学び
    一人一人が任と立場を知って
      関わりを深めるほど
  家族一人一人の「実体」は
        大きく修正されて
    「運命」に重なる人生が歩める

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』13ページ

家庭における子供の役割は、いつも素直に思いを伝えて、心配を掛けないことです。しかし、「素直」といっても、言葉を選ばず、感情をぶつけては、人の心を傷つけ、道を欠きます。神の教えを学ぶことで、相手の受け止めやすい言葉で伝える大切さなどもつかめるでしょう。

両親には、「もっと話を聞いてほしいんだ」「そんな言い方をしたら、お母さんは悲しいと思うな」「お父さんは、本当はこんな気持ちだと思う」などと、穏やかに、正直な自分の思いを伝えていきましょう。教えに生きる我が子の姿に、両親もハッとして、気付くことがあるはずです。

深い縁があって誕生した、掛け替えのない我が家。子供の立場であっても、家庭が居心地の良い環境となるためにできることはあります。自分自身が教えの実践を貫くことです。神の教えは、人を変えるためのものではなく、自分の生き方を高めるためのもの。そのことを忘れずに、無理なくできることから取り組んでいきましょう。