Q 人と関わるとき、構え過ぎてしまう

人間関係

人と関わるときに、構え過ぎてしまいます。友人関係を広げたいと思い、声を掛けようとしても、「迷惑だったらどうしよう」「断られたら恥ずかしい」と思い、ちゅうちょしてしまいます。それなら一人でいる方が…と考えてしまうのですが、どうしたらよいのでしょうか。

世の中には、多種多様な考え方、価値観の人がいます。しかし、10代、20代の頃は、まだまだ経験が浅いため、自分とは違うタイプの人とも、分け隔てなく縁を深めることは難しいものです。誰もが、この時期に多かれ少なかれ経験する悩みと言えるでしょう。それを認識するだけでも、心が軽くなるはずです。その上で、縁を深めるために大切なことをつかんでいきましょう。

――人との出会いを重ね 人は生きてゆく――
 出会いを生かせた者は 生きがい多い人生を手にし
    出会いを生かせぬ者は 迷い多い人生となる
 出会いを広げ 深めゆく者は 心に愛がある
    感謝 感動に心あふれ 多くの縁を引き寄せるのである

――人との出会いを重ね
    人は生きてゆく――
 出会いを生かせた者は
  生きがい多い人生を手にし
    出会いを生かせぬ者は
      迷い多い人生となる
 出会いを広げ 深めゆく者は
  心に愛がある
    感謝 感動に心あふれ
      多くの縁を
        引き寄せるのである

『真実の光・神示 平成17年版』83ページ

10代の今、心掛けることは、相手の心を傷つけないよう配慮した上で、素直に正直に思いを伝えていくことです。うまくいかなくてもいいので、あまり深読みせず、気楽に声を掛けていきましょう。小さな人間関係の中で安心し、満足するのではなく、特に目上の人には積極的に話し掛けることを意識します。

そのような素直な生き方が、たくさんの支えを手にすることへとつながります。何より、その積み重ねが自分の経験となり、自然と、どんな人とも出会いを生かせるようになるのです。

豊かな出会いであふれた毎日を過ごしていきましょう。