父のことが、どうしても好きになれません。偉そうにするくせに、都合が悪くなると逃げたり、卑屈な態度を取ったり。兄には厳しいのに、私には気を遣って優しくしてくるなど、人によって態度を変えるところも嫌です。
A
人は、親から子、子から孫へと心の道をつないで生きています。ですから親とは、決して切り離せない縁で結ばれているのです。その親を嫌うのは、心の道でつながっている自分自身を嫌うのと同じこと。つまり親は、好き嫌いの対象でなく、自分の人生の源泉であるということです。
人との出会い その中で 親との出会いは 「我の人生」基となるもの
この親との出会いを 心正しく受け入れられぬ者は 我が人生「道」が途絶える
人生 神の手の中 心預けて日々送れば
人との出会いが深まり 広がり
良き家庭へと その縁は受け継がれてゆくのである
人との出会い その中で
親との出会いは
「我の人生」基となるもの
この親との出会いを
心正しく受け入れられぬ者は
我が人生「道」が途絶える
人生 神の手の中 心預けて日々送れば
人との出会いが深まり 広がり
良き家庭へと
その縁は受け継がれて
ゆくのである
『真実の光・神示 平成16年版』52ページ(中略あり)
親は、人生で最初に出会う存在です。その身近な存在と正しい関わりが持てるか否かは、友人、知人、同僚、上司など、さまざまな人間関係にも影響する重要事です。間違った関わりを続ければ、やがては自分の人生を枯らしてしまいます。そうならないために、親、子、それぞれの立場を踏まえ、今から正しく関わっていきましょう。
その第一歩は会話です。「嫌」と思い込むと、何でもマイナスに映ってしまうもの。しかし、「嫌」のフィルターも、神に願えば必ず外せます。先入観を取り払い、親子で何でも話しましょう。さまざまな会話を通して、親の考えや思いを知るうちに、親の愛情、大きさなど、それまで目に入らなかったものがきっと見えてきます。