限りある一度きりの人生だから、やりたいことをして、自分さえ満足できればいいのでは…と思うのですが、それでは駄目なのでしょうか。
A
そもそも、なぜ人生は有限なのでしょうか。そこには、「緊張感を持って、一日一日大切に生きてほしい」という、神の深い計らいがあります。 一方、魂は永続的で、何度も生まれ変わります。しかし、同じ人生を歩むことは二度とありません。この、人生の深い「真理」を、まず心に刻みましょう。
万物全ての存在は 有限の中に「生きる」定めがある
有限の命なればこそ 全ての出会いが生きるのである
人間も同じ 限りある「運命」を 社会に奉仕することで
「命」を生かしきり 開運かなえて 徳を「心の道」に残す
万物全ての存在は
有限の中に
「生きる」定めがある
有限の命なればこそ
全ての出会いが生きるのである
人間も同じ
限りある「運命」を
社会に奉仕することで
「命」を生かしきり
開運かなえて
徳を「心の道」に残す
『真実の光・神示 平成29年版』102ページ
神は、誰もが喜び多い人生を歩めるように、世に役立つ力(運命)を授けてくださっています。例えば、持って生まれた優しさで、落ち込んでいる人を温かく励ましたり、明るさで、ぎすぎすした場を和ませたり。このように、日々、一つ一つの出会いに自分の良さを生かしていくと、必ず周囲から求められる人となります。そして、役立てた喜びが、生きがいとなって自分に返ってきます。本当の「人生の満足感」は、このようにして味わうものです。
この毎日の「生き方」が、良くも悪くも、次の人生、そして、子や孫の人生にまで影響します。神の「教え」を学ぶのは、生き方の修正や改善を正しく図るためです。たった一度きりのこの人生を、大満足で、悔いのないものとするために、あるべき心の姿を今こそ学んでつかみましょう。