Q 家族との関わりをどうすればよいか

家庭

親への感謝の思いはあるものの、両親がお互いに責め合う会話を聞くと、「教えを学んでいるのに…」と、ストレスに感じます。親の言葉に反発してしまうこともあり、家族にどう接していいのか分かりません。

「神の教え」は、人を評価するためのものではなく、常に自分自身を見詰めて、自分の生き方を高めるためのものです。また、家庭を木に例えると、全体を支える根の役割を持つのが父、幹が母、子は枝葉に当たります。つまり、子供は、根が吸い上げ、幹が運ぶ栄養を吸収する立ち位置なのです。ですから、立派な枝振りへと成長するには、親と素直な心で関わることが大切です。

ただただ神の教えを学び  「教え」を通して 我が「心」を見詰めるのである
 自然と我が「心の動き」安定し 全ての出会いを「悟り」と返す我となる
 我が「家」の会話が深まり 広がり 我が「家族」の心がつながってゆく

ただただ神の教えを学び
  「教え」を通して
    我が「心」を見詰めるのである
 自然と我が「心の動き」安定し
  全ての出会いを「悟り」と
    返す我となる
 我が「家」の会話が深まり 広がり
  我が「家族」の心がつながってゆく

『真実の光・神示 平成22年版』14ページ

親の姿が「教え」から外れていたとしても、子供の立場で批判したり、注意したりすると、「道」を欠いてしまいます。とはいえ、我慢するのではなく、「お父さん、お母さん、仲良くして」などと、自分の思いを素直に、正直に伝えてみましょう。

家族との縁も一つの「出会い」。この出会いを生かすには、会話が不可欠です。自分の思いを伝えると同時に、親の思いもよく聞きましょう。親にもそれぞれに思いがあり、親であっても一人の人間です。完璧ではありません。時には、反面教師と捉えて、自分の生き方に生かすのも一つです。