Q 派遣契約の解除に納得がいかない

60代

派遣社員の契約を、急に打ち切られました。上司に理由を聞くと、「周りと調和できていないことが原因」と言われました。上司の前で問題を起こしたことはなく、おそらく社員が何かを報告したのではないかと思います。悔しくて、社員を恨む気持ちでいっぱいです。会社に抗議しても、決定は覆らず、到底納得できない思いです。(60代女性)

人生の幸、不幸を決めていくのは、自分の心の在り方です。急な契約解除に心が揺れたとしても、社員や上司を責めたり、恨んだりしていては、大切な自分の人生に影を落とすばかりです。

どんなに嫌な出来事でも、神の教えを生かせば、人生の糧となります。「あのことがあったから今がある」と、必ず吉へと返していけます。ですから、「あの人のせいで…」と他罰的に捉えるのではなく、この出来事を、自分自身を見詰め、高める機会にしていきましょう。

命の真実「真理」が分からぬ人は 万物との縁を生かす気持ち(感謝)が薄い
 物 事を唯物に捉えるために 出会いが深まらずにいる
 万人 万物との縁は 互いに愛をかけることで深まってゆく
 奉仕に「生きる」心が芽生えて
    いよいよ信頼が生まれ 期待に応える人(存在)となる

命の真実「真理」が分からぬ人は
  万物との縁を生かす
        気持ち(感謝)が薄い
物 事を唯物に捉えるために
       出会いが深まらずにいる
万人 万物との縁は
  互いに愛をかけることで
            深まってゆく
奉仕に「生きる」心が芽生えて
  いよいよ信頼が生まれ
    期待に応える人(存在)となる

『真実の光・神示 令和3年版』143ページ

人間は、決して一人では生きていけず、さまざまな人々との関わりの中で生きています。周囲とぶつかり、調和できないのでは、どうしても孤立します。組織の中で活躍することも難しいでしょう。社員の報告だけが、契約解除の原因ではないはずです。

自分の感じ方や考え方を、周囲と調和できるものへと修正していくことが必要です。神の教えを学び、気付いた点を、祈願しながら改善していくなら、必ず心が変わっていきます。それを、まずは家族との関わりから取り組んでいきましょう。

そして、次の環境で経験を生かせるように心掛ければ、同じことを繰り返さず、円満な人間関係が築いていけるでしょう。そこに、自分の良さを生かして、活躍することもできるのです。