父から母への暴言、暴力が激しく、私は母と一緒に父を批判、反抗していました。数年前に両親が離婚してようやく、父とも、母とも穏やかにやりとりできるように。今思えば、二人が歩み寄れるように、子供としてできることがもっとあったのではないかと、後悔しています。(30代女性)
A
人間には、過去を変えることはできません。しかし、「あれがあったから…」「そのおかげで…」となるように、出来事の意味を変えることはできます。つまり、後悔の思いのまま終わってしまうのではなく、今からできることが必ずあるのです。
まず、両親に、子供として素直な思いを伝えましょう。二人とも自分にとっては大事な親。仕合せでいてほしいこと、反抗して申し訳なく思う気持ち、もっとできることがあったのではと悔やむ思いなど、ありのままに語るのです。そして、父、母、それぞれと縁を深めていきましょう。
――家庭は 人の心(運命実体)を磨き 高め
悔いなき人生を歩み抜くため 必要な環境――
家族それぞれが 分と立場を悟り 触れ合う中で
人は「運命」に重なる人生が歩めるのである
家庭の姿(価値)を知って 「教え」に生きる皆(家族)であれ
家庭は
人の心(運命実体)を磨き 高め
悔いなき人生を歩み抜くため
必要な環境
家族それぞれが
分と立場を悟り 触れ合う中で
人は「運命」に重なる人生が
歩めるのである
家庭の姿(価値)を知って
「教え」に生きる皆(家族)であれ
『真実の光・神示 令和3年版』17ページ(中略あり)
今、子供の立場としてやるべきことは、自身の人生をしっかり生きることです。親を案じたとしても、親の人生を子供が背負うことはできません。子という自分の立場を踏まえて正しく関わると、親子の心が重なって、気持ちが安定します。すると、人生を前向きに歩んでいくことができるのです。それが、親への何よりの恩返しであり、我が家の心の道にも、より良いものを残していけます。