Q 歩きにくいが、原因が不明で不安

50代

3年前から、左足が踏み出しにくくなりました。ところが、病院で検査しても、骨にも、神経にも、異常は見つかりません。何が原因なのか分からず、不安です。(50代女性)

「仕合せな人生」を送る上で大切なのは、症状の原因を突き止めることよりも、毎日を穏やかな、安定した心で過ごすことです。

体に不具合があれば、不安になるものです。しかし、「原因は何か」ということに気持ちがとらわれ過ぎると、心配な思いが募り、一層心が不安定になってしまいます。

ですから、まずは家族に今の気持ちをありのまま話しましょう。「心配を掛けたくない」「家族には言えない」という家族への遠慮は、不要です。

事情や思いを伝えることで、家族は、今まで以上に気に掛け、支えてくれるでしょう。そうした温かい愛の心を感じると、気持ちは不思議と落ち着いていきます。穏やかな心で過ごせるようになり、体調にも良い影響を与えていくのです。

「真理」を学び 奉仕心に生きるべし
 自然と気持ちは安定し 人の言葉に振り回されることなし
 安定した心が肉体に宿るほど 心と体が調和して 真の健康を手にできるのである

「真理」を学び 奉仕心に生きるべし
 自然と気持ちは安定し
   人の言葉に振り回されることなし
 安定した心が肉体に宿るほど
   心と体が調和して
    真の健康を手にできるのである

『真実の光・神示 平成25年版』12ページ

神の教えを学ぶと、物事を大きく受け止められるようになります。感謝の思いも膨らみ、「多少の不自由はあっても、歩けるからありがたい」「原因は分からないけれど、体を大事にしながら生活していこう」などと、豊かな心で過ごせます。

気持ちがおおらかになるにつれ、奉仕の心も芽生え、家族をはじめ、身近な人々とますます縁を深めて生きられます。医師などとの信頼関係も深まり、治療効果が得られやすくなるのです。