Q 上司や先輩と合わず、会社を辞めるか迷う

20代

第一志望の会社に就職。意欲に満ちて入社したのに、上司や先輩の人柄に付いていけなくなりました。何も教えてくれず、指示も延々と待たされます。「あの部署になったのか」と言う人もいて、評判の悪い上司だったことも分かりました。今後、会社を辞める選択もあると考えています。(20代男性)

人は皆、異なる個性を持っています。誰一人として、自分と全く同じ性格の人など存在しません。ですから、相手が自分の期待どおりに動くことを望むより、その人の人柄を踏まえて、自ら歩み寄る姿勢が大切です。

上司からの指示がないなら、まず自分で考えて、「こうしようと思うのですが…」と相談するなど、さまざまに工夫して関わればよいことです。上司によっては、「指示を待つ受け身の姿勢では、期待できない」「自ら積極的に提案するのが当然」と考える人もいるでしょう。そのくらい、考え方は人それぞれです。不満に思う前に、自分の考え方の幅を広げ、修正する機会と捉えるのです。必ず成長の糧になり、誰とも円滑な関係を築いていけるでしょう。

仕事は 「運命」に重なる心の動きが取れるほど
    生きがいとなり 意欲にあふれ 成果を生む
仕事は 形態・体制 評判・流行で探し求めることではない
 「運命」の力が生かせる環境と相まって 奉仕の心が芽吹き 仕事と成る
 「教え」に生きる家庭に身を置くほど 人間は「運命」の力が生きる適職と出会える

仕事は
 「運命」に重なる
    心の動きが取れるほど
          生きがいとなり
      意欲にあふれ 成果を生む
仕事は
 形態・体制 評判・流行で
       探し求めることではない
「運命」の力が生かせる
        環境と相まって
    奉仕の心が芽吹き 仕事と成る
「教え」に生きる家庭に身を置くほど
  人間は「運命」の力が生きる
           適職と出会える

『真実の光・神示 令和3年版』31ページ(中略あり)

仕事の基本は、自分の持っている力で、惜しみなく尽くすことです。さまざまな現実に心を揺らしていては、力を発揮できなくなってしまいます。今の年代に必要なのは、素直・正直に生きる心です。その心を意識しながら、上司や先輩に向き合いましょう。

また、心を支える基は、温かい家庭です。家族と何でも話し、思いを語り合うことで、揺れた心も安定した状態に戻れ、頑張る意欲が湧いてきます。

人の評判や、世の中の流行などは、一時のもののため、人生を点で捉えず、もっと長い目で見ることです。縁があって身を置く今の環境で、常に自分の生き方を磨く姿勢を貫き、一つ一つの出会いを生かしていきましょう。