Q 土地を購入後、相次いで事故に遭う

30代

家族で住む家を建てようと、土地を購入しました。直後に、私が事故に遭い、別の日には、夫も危うく事故に遭うところでした。土地を購入した判断は、誤りだったのかと心配です。(30代女性)

土地を購入したから事故に遭うわけではありません。身の丈を超えて環境を大きく変えようとするときには、とかく気持ちが安定せず、弱点が出やすくなるものです。すると、体調を崩したり、事故を招いたりしやすくなります。

何かあったときほど、自分自身を振り返り、神の教えに重なる生き方ができているか、見詰め直すことが重要です。土地の購入であれば、家族の思いは重なっていたか、器をこぼれた計画ではないか、借り入れの返済に無理はないか、不測の事態にも対応できるゆとりがあるかなどと、冷静に考えるのです。

同時に、環境の変化にのまれないためにも、和のある家庭をつくることが必要です。

時と所と立場を変えんとするときは 家族の和心を大切にされよ
 ――夫婦仲良く 親子で語り合う家庭を築く――
 「和のある家」が 環境変化を乗り越え 好転させる

時と所と立場を変えんとするときは
      家族の和心を大切にされよ
 ――夫婦仲良く 親子で語り合う
           家庭を築く――
 「和のある家」が
   環境変化を乗り越え 好転させる

『真実の光・神示 平成22年版』90ページ

人が生きる上では、年月とともに、環境もさまざまに変化します。家族構成や立場も変われば、住環境を変える必要性が生じたりもします。それに伴い、家族一人一人の思いも、その都度、大なり小なり揺れ動きます。

しかし、どのような変化があったとしても、神の教えを支えに、家族で仲良く、本音を伝え合って暮らしていると、災いを引き込むことはなく、大きな問題も生じません。

このたびのことは、自分たちの欠けたところに気付く機会と捉え、修正を図るとともに、繰り返さないようにしていくことが大切です。