夫は相手の気持ちを考えず、無神経に言いたい放題です。そんな夫に寄り添おうとすると、どうしても我慢する感覚になります。どうすればいいのでしょうか。(40代女性)
A
「寄り添う」とは、無理に同調することではありません。大切なのは、「気持ちを受け止める」ことです。話を聞く際にも、「また言いたい放題…」「本当に無神経」などと否定的な心ではなく、「なぜそう言うのだろう?」と、言葉や態度の裏にある「夫の気持ち」に思いをはせながら、耳を傾けてみましょう。
その上で、自身の気持ちも穏やかに伝えていくことです。自分はどう感じたか、夫をどう支えていきたいのか、「妻としての思い」を重ねていきましょう。
自然と、「夫がイライラしていたのは、仕事が忙しかったからなんだ」「無神経と思っていたけれど、本当は家族のことを考えてくれていた」など、これまで気付けなかった夫の本心が、必ず見えてきます。それを受け止めて、「大変だったね」「ありがとう」と、愛の心と言葉を返していく…、これが「寄り添う」ということです。
「真理」を学び 教えを我が家に生かすなら
自然と家族の思いが重なり合って 「心(魂)」安らぐ家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り 家族に我が「思い」を語るべし
この思い(信念)が深まるほどに 家族の心(愛)が見えてきて
「生きがい」手にする人(人生)と成る
「真理」を学び
教えを我が家に生かすなら
自然と家族の思いが重なり合って
「心(魂)」安らぐ家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り
家族に我が「思い」を語るべし
この思い(信念)が深まるほどに
家族の心(愛)が見えてきて
「生きがい」
手にする人(人生)と成る
『真実の光・神示 平成25年版』11ページ(中略あり)
本当の意味で「寄り添う」関わりができると、「夫の言動が理解できない」といった感覚的なズレや思い込み、誤解はたちどころに消えていきます。夫の中にも、「寄り添ってくれる妻を大切にしたい」という思いが生まれるものです。そこから夫婦としての本物の愛情が芽吹き、お互いに信頼を深めながら、支え合って歩んでいけるのです。