30代の息子と二人暮らしです。子供は、仕事が長続きせず転職を繰り返しています。「自分に合う仕事がない」と言い訳をしますが、いいかげん腰を据えてほしいです。(60代女性)
A
誰もが、どのような環境であっても必ず役に立てる力を持ち備えています。それが、神が一人一人に授けてくださった「運命」です。その力を発揮するには、自分にできることで惜しみなく尽くす「奉仕の心」が欠かせません。しかも、組織に身を置く立場であるなら、「自分がやりたいこと」以上に、「求められていること」に応えていく姿勢が不可欠です。
そのように向き合う心構えがなければ、周囲から感謝されることも、評価を得ることも難しく、やりがいも味わえないでしょう。
「教え」で心重なる家庭を 家族でつくる
「和のある家庭」に人の心(運命実体)は安定し
家族の会話を通し 実体を互いに修正してゆく
自然と 運命の力が引き出され 奉仕に「生きる」心が芽吹く
「教え」で心重なる家庭を 家族でつくる
「和のある家庭」に
人の心(運命実体)は安定し
家族の会話を通し
実体を互いに修正してゆく
自然と 運命の力が引き出され
奉仕に「生きる」心が芽吹く
『真実の光・神示 令和2年版』76ページ
今するべきは、母親自身が、神の教えに生きる手本を示していくことです。何事にも、愚痴や不満を抱えずに取り組み、人の心を大事にする姿を見せましょう。誠実に生きる大切さを、言葉や生きざまで伝えることで、親への尊敬心や信頼感が増し、自然と、母親に心配を掛けず、自立する気持ちが芽生えていくのです。
仕事は、えり好みするものではなく、置かれた立場において奉仕しようとする姿勢が問われます。その重要さをきちんと伝えられる母となりましょう。
どの職場でも、良さを生かせることはあります。ですから、「誠心誠意、周りの人のためにできることをしよう」と励まし、自信を持たせていきましょう。