結婚を前提に付き合っている彼には、自営している会社の負債があります。私の親は、交際や結婚に反対で、会話もしてくれません。親と彼との板挟みがつらく、結婚を諦めてしまいそうです。
A
なぜ親が反対するのか、冷静に見詰め、それを解決する方法を考える必要があります。健康面や仕事、経済面において、お互いにマイナスから結婚生活をスタートするのは望ましくありません。時期を先延ばしにしたり、あるいは、それを承知で共に乗り越える覚悟を決めたりと、二人で包み隠さず現状を伝え合い、よく話し合って、進む方向を定めましょう。
「結婚」は 縁を深めて 二人の人生 重ねる節と申す
我が身の立場 分を知り 家の中で「真理」を生かす
そこに 笑顔あふれる家庭が生まれ
家族それぞれの心が 愛と信頼に包まれてゆくのである
「結婚」は 縁を深めて
二人の人生 重ねる節と申す
我が身の立場 分を知り
家の中で「真理」を生かす
そこに 笑顔あふれる家庭が生まれ
家族それぞれの心が
愛と信頼に包まれて
ゆくのである
『真実の光・神示 平成20年版』130ページ(中略あり)
結婚とは、二人がそれぞれに持つ、生きる力「運命」を重ねて、両家の親の思いを二人で受け止め、心をつないでいくことです。両家の心が重なってこそ、仕合せになれるのです。ですから、親が安心して二人を認めるようになるまで、一つ一つの問題に二人で誠実に向き合い、乗り越えていくことが大切です。人としての正道を歩む二人の姿に、両親は安心し、信頼を深めることでしょう。
諦めの気持ちになっている今、その強い決意が自分にあるのか、心を見詰めましょう。病気、事故、災難…さまざまなことが起こるのが人生。結婚には、「どんな状況になっても、この人と力を合わせて乗り越えていく」という信念が不可欠です。その信念を持ててこそ、両家からの祝福も、力強い協力も得られることでしょう。