私は小学生の頃から、何かと理想を押し付けてくる母とは合わないと思ってきました。今は、顔を見ると「早く結婚しなさい」と言われるので、つらいです。(20代女性)
A
親であれば誰しも、娘の幸せを願っているものです。しかし、親子で互いの価値観を押し付け合っていては、家族の縁は深まりません。誤解や亀裂が生じてしまうこともあるでしょう。今こそ家族で神の教えを学び、それぞれの立場を踏まえた正しい関わり方をつかみましょう。
今の世は 家族との縁を深めず 自我強く 自分に頼って生きる者が多い
我が身の分 立場をよく悟り 家族に我が「思い」を語るべし
この思いが深まるほどに 家族の心が見えてきて 「生きがい」手にする人と成る
今の世は 家族との縁を深めず
自我強く
自分に頼って生きる者が多い
我が身の分 立場をよく悟り
家族に我が「思い」を語るべし
この思いが深まるほどに
家族の心が見えてきて
「生きがい」手にする人と成る
『真実の光・神示 平成25年版』11ページ(中略あり)
母親に、素直な気持ちを語っているでしょうか。自分から心を開いて、家族と何でも話し合うことが大切です。反発するのではなく、穏やかに冷静に、今何を思っているのか…、これからどうしていきたいのか…、自分の言葉で伝えましょう。我が子の考えや気持ちが分かると、親は安心し、口うるさく言うこともなくなるものです。
自分が家族にしっかり向き合うことで、親も信頼してくれるはずです。子供への言葉や態度も、自然と変化するでしょう。母親の本当の思いも見えてくるかもしれません。
家庭に神の教えがあれば、必ず家族の心が通い合います。そのように、心がつながり合った安心感のある日々を、神は「仕合せ」と表現されるのです。人が本当に求めるべきものです。