Q  交通事故の補償交渉がまとまらない

50代

妻が追突事故に遭い、治療がいつまで続くかめどが立たず、先方の保険会社と話がこじれています。私が話し合いに応じましたが、つい感情的になってしまいます。今後どうすればよいでしょうか。(50代男性)

正しい判断をする上で欠かせないのは、安定した心です。感情的になって物事を進めては、後々悔いる事態になりかねません。「保険会社は、公平な立場で仕事をしているだけ」との認識を持ち、穏やかな話し合いを心掛けましょう。

心で生きる人間は 欲心通して人 物に触れるゆえ 分越え 実体に泣く者が多い
 なれど 豊かな心身に付け 生きるなら 我が運命が心(我が人生)を守る

心で生きる人間は
  欲心通して人 物に触れるゆえ
    分越え 実体に泣く者が多い
 なれど 豊かな心身に付け
          生きるなら
   我が運命が心(我が人生)を守る

『真実の光・神示 平成18年版』249ページ

損得の感情に心をのまれたり、権利を過度に主張したりしては、道を欠くばかりで、良い結論には至らないものです。人生は、持ちつ持たれつ…。時には、自分たちが逆の立場になることもあるでしょう。そのように考えれば、一般的な基準にのっとり、淡々と事務手続きを進めることです。

事故に遭っても命があることへの感謝を忘れず、治療を最優先に考えていきましょう。夫婦共に不平、不満や不安感を持ち続けていては、妻の体調にも影響してしまいます。

大切なのは、現状を受け止め、心明るく生きられるように、妻を支えることです。穏やかに、冷静に対応するところに、妻の心も安心感に包まれ、治癒力や抵抗力も上がっていくでしょう。