Q 夫と性格が違い過ぎて、困っている

70代

夫が仕事を辞め、夫婦二人の生活になりました。あまりにも性格や捉え方が違い、どうしたらよいか困っています。(70代女性)

人間の正体である魂が、心底安らげる場は家庭です。家庭が居心地の良い、温かな環境であればこそ、人生に大きな問題が生じることもなく、穏やかな晩年を送ることができます。悔いのない一生を完成させるためにも、家族の調和は欠くことのできないものです。今こそ、夫婦で「家庭のあるべき姿」を神の教えから学び、近づく努力をしましょう。

「教え」を学び深めるほどに 人は気付きを深め 正しい関わりが持てる
家族それぞれが 分と立場を悟り 触れ合う中で
    人は「運命」に重なる人生が歩めるのである

「教え」を学び深めるほどに
    人は気付きを深め
      正しい関わりが持てる
家族それぞれが
    分と立場を悟り 触れ合う中で
  人は「運命」に重なる人生が
    歩めるのである

『真実の光・神示 令和3年版』17ページ(中略あり)

家庭を一本の立ち木に例えると、夫は家族を支える根であり、妻は家族の思いをつなぐ幹です。夫婦がしっかりと一つに重なっていなければ、木は枯れてしまうかもしれません。ですから、それぞれが家庭における自分の立場、役割を踏まえて、常に思いを伝え合うことが必要です。

人間は誰もが、自分だけの個性を持って生きています。夫婦であっても、考え方や価値観が異なるのは当然でしょう。反対に、自分と全く同じ思考の人間などいないのです。自身と違うからと否定していては、人間関係は広がらず、孤独になる一方です。そのことを踏まえて、相手を受け止める心で向き合っていきましょう。

深い縁があって一緒になった夫婦です。心を開いて積極的に関わることで、「自分にはない発想だけど、そういう考え方もいいかも」「視野が広がった」などと、新しい世界が開けるかもしれません。そこに、豊かな毎日が始まります。夫と共に生きる喜びを味わいながら、毎日を過ごせるでしょう。