Q 頼れる身内が誰もいない

80代以上

妻を昨年見送り、子供はいません。兄弟も、その伴侶も高齢で、姪(めい)や甥(おい)とはほとんど付き合いがありません。蓄えがあるので、金融機関から保証人を立てるよう言われましたが、頼れる身内もいないので、どうしたらよいでしょうか。(80代男性)

人生は流れを止めず、年代に応じて、環境も変化していきます。その中で欠かせないのは、常に、縁者に自ら声を掛けていく姿勢です。趣味のサークルや地域のボランティア活動に参加するなど、幾つになっても、人との関わりを大切にしていきましょう。本物の「豊かで素晴らしい一生」は、経済面の充実ではなく、信頼できる人間関係の深まりにあります。

人生は 流れゆくもの
    ゆえに 一日一日 一回一回 思いを深め
      出会いを大切にして 生きてゆく
「仏の道」欠かぬ者であれ
 この悟り深まるなれば
    多くの縁者の支えを得て 迷いなき人生を歩み抜ける

人生は 流れゆくもの
  ゆえに
   一日一日 一回一回 思いを深め
    出会いを大切にして
      生きてゆく
「仏の道」欠かぬ者であれ
 この悟り深まるなれば
    多くの縁者の支えを得て
      迷いなき人生を歩み抜ける

『真実の光・神示 平成21年版』75ページ(中略あり)

親類をはじめ、友人、縁者、なじみの店の人など、日常にはたくさんの出会いがあります。その一つ一つを、当たり前ではなく、感謝の思いで受け止め、縁を深めていきましょう。例えば「ありがとう」と、思いを言葉にして伝え、いつも笑顔でいると、周りに人が集まってくるものです。自身の存在感で人に良い影響を与え、役に立つことができ、必ず人の支えが返ってきます。

さまざまな出会いの中で、自然と頼れる人間関係が構築できるでしょう。これが、神が示される「仏の道」です。仏の道を欠かなければ、孤独とは無縁の、安心感のある毎日が送れます。