夫ががんのステージⅣであることが判明しました。手術もできず、在宅看護にするか、施設に入所するか迷っています。夫にはまだ伝えられていません。(70代女性)
A
家族は一本の立ち木に例えられます。夫は、家族を支える根、妻は、夫と、枝先である子供をつなぐ幹の役割があります。根が弱ってしまえば、当然、幹や枝も傷みます。つまり、家族の病は、当事者だけでなく、家族全員の問題と捉えて、支え合いながら向き合うことが必要です。
家族の触れ合いを通し 心の不安 迷いは治まるのである
神に思いを預け 日々「真理」に生きる心が強くなるほど
心の動きは安定し 「生きる」希望が持てる
安定した心に 「運命」の力が引き出されてゆくのである
家族の触れ合いを通し
心の不安 迷いは治まるのである
神に思いを預け
日々「真理」に生きる心が
強くなるほど
心の動きは安定し
「生きる」希望が持てる
安定した心に
「運命」の力が
引き出されてゆくのである
『真実の光・神示 平成25年版』89ページ(中略あり)
「自分が夫の立場だったなら…」この視点が持てると、夫の気持ちが見えてくるはずです。夫の思いに寄り添いながら、夫婦で一緒に医師からの説明を受け、今後について話し合うことが大切です。
病状や今後の対応に不安や迷いがあっても、「一緒に治そう。治るためにどうすればいいか考えよう」という妻の力強い支えがあれば、夫の心も安定していきます。夫婦共に、諦めではなく、希望を持って、天寿を全うする意欲が湧き上がるでしょう。そのような心の動きが取れれば、家族一人一人の「運命の力」、すなわち生命力が引き出され、人生に悔いを残すことはありません。家族が一丸となり、希望ある毎日を過ごしていきましょう。