小心者の夫は、体調が悪いのに、我慢して病院に行きません。家でも元気がなく、つらそうに出勤しています。医者に診てもらってほしいのですが、何を言っても聞いてくれません。(50代女性)
A
体調の回復には、心の健康が欠かせません。そのためにどうしても必要なのが、家庭を、心が安らぐ温かい環境にすることです。夫婦で神の教えを学び、二人で努力しましょう。
家族との会話を深め 感謝の思いを自ら伝える
有限の命の尊厳を 家族一人一人に身をもって伝える我であれ
「教え」に生きる家庭の尊さが 家族一人一人の心に伝わってゆく
家族との会話を深め
感謝の思いを自ら伝える
有限の命の尊厳を
家族一人一人に身をもって
伝える我であれ
「教え」に生きる家庭の尊さが
家族一人一人の心に伝わってゆく
『真実の光・神示 平成29年版』122ページ(中略あり)
限りある人生を「家族」として歩めるのは、今生だけです。そのように考えると、共に過ごす一時一時が、どれほど掛け替えのないものであるかが分かるでしょう。この有限の時に、妻として自分から積極的に関わり、“思い”を語ることです。「病院に行って」と言うだけではなく、なぜ病院に行ってほしいのか、いかに大切な存在であるか、一緒に長生きしたいと願っていることなど、本心を伝えるのです。そこに、自然と夫も、「大切な家族のためにも元気になりたい」「病院でしっかり診てもらおう」という思いが湧いてくるでしょう。
「真の健康」とは、心がいつも流れている状態です。心が明るく、前向きであれば、体調も安定し、治療効果も上がります。家族には、互いの心を支える大きな役割があることを認識して、妻らしく柔らかな心で夫と向き合っていきましょう。