Q 仕事で大きな失敗をした自分が許せない

50代

仕事で大きな失敗をしました。幸い会社に損失はなく、同僚や上司も「気にしなくていい」と言ってくれますが、自分を許せません。考えると夜も眠れず、この先も、思い出すたびに嫌な気持ちになりそうです。(50代男性)

なぜ、そこまで自分を責めてしまうのか、自身の心を深く見詰めてみましょう。形にとらわれやすい、弱点を認めるのが苦手など、自分の性格傾向がつかめたなら、それを修正する好機にするのです。

姿 形に意欲をそがれ 人の評価に翻弄される人が多い
社会に奉仕する気持ちが深まるほどに
    人間は「心」強く 明るく 信念を持った人(存在)と生(な)れるのである

姿 形に意欲をそがれ
    人の評価に翻弄される人が多い
社会に奉仕する気持ちが深まるほどに
  人間は「心」強く 明るく
    信念を持った人(存在)と
      生(な)れるのである

『真実の光・神示 平成26年版』14ページ(中略あり)

仕事に対しての責任感は、社会人として大切です。だからこそ、いつまでも引きずるよりも、それを糧に前に進みましょう。

大事なのは、上司や仲間の励ましへの感謝を忘れず、同じ失敗を繰り返さないように、仕事に取り組むことです。また、周囲へのヒントになるのであれば、この経験を共有することも、失敗の一つの生かし方です。そのように、「できることで役に立とう」と前向きに行動すると、自然と心は明るく強くなり、苦しい思いも流れていきます。

ミスをした事実は変わらなくても、「精神的に強くなった」「部門を挙げて、業務の改善ができた」などと、その経験を人生において価値ある出来事に換えることもできるのです。