Q 多忙で生じた家族との溝を修復したい

50代

仕事が忙しく、家族と過ごす時間がほとんどありません。せめて休みの日は家族とのだんらんをと思うのですが、娘とは距離ができ、妻も取り合ってくれません。同じ空間にいても会話もなく、どうしてこうなってしまったのかと、孤独を感じます。(50代男性)

心安らぐ温かい家庭を築くには、家族における自分の役割を果たすことが必要です。物事には全て、原因があって結果があります。今の状況になってしまったのにも、必ず原因があるのです。そのことを踏まえて、これまでの自身の家族との関わり方を見詰め直してみましょう。

――悔いなき人生手にするために 「真理」に生きる家庭を築く――
 「生きる」基なす悟りの心が ここにある
我が任(立場)を知って 家庭で生かしてごらん
 自然と家族の心は まとまり 重なり 会話が弾む

――悔いなき人生手にするために 
  「真理」に生きる家庭を築く――
 「生きる」基なす悟りの心が
    ここにある
我が任(立場)を知って
    家庭で生かしてごらん
 自然と家族の心は まとまり 重なり
    会話が弾む

『真実の光・神示 平成25年版』88ページ(中略あり)

神は、家庭を立ち木の姿で教えてくださいます。家族を一本の立ち木と捉えたとき、父親は、根として、家族の心を支える役割があります。そして、幹である妻と心を一つに過ごすことが大切です。それには、お互いが常に思いを伝え合うことです。仕事の状況、家族との時間が取れない寂しさなど、身近な家族であっても、話さなければ伝わらないものです。

日々、素直な気持ちを語り合うところに、心の奥にある、父として家族を守りたいと願う気持ちが伝わります。妻の大変さや、子供の胸の内などにも気付けるかもしれません。それが見えてこそ、夫・父として家族を支えることができるのです。

まずは、神の教えで自分の姿を客観的に見詰め、至らない点があれば修正しながら、家族と触れ合っていきましょう。必ず、笑顔あふれる家族のだんらんが取り戻せます。