Q 先輩と上司の板挟みで困っている

20代

新卒で入社し、今は一人の先輩に付いて仕事をしています。先輩に言われたとおりにすると上司から否定され、上司のアドバイスを先輩に報告すると「私の言うことを聞かない」と怒られ、板挟み状態で困っています。(20代男性)

上司からダメ出しされるのは、当然起こることです。立場の違いから、上司と先輩の意見が異なることもあるでしょう。仕事は、自分の持ち味を生かして役立とうと、日々心を尽くすところに、信頼を得られ、生きがいにつながります。そのときに大切なのは、相手の求めていることを的確につかみ、応えていく姿勢です。

人(相手)の心(気持ち)を感じるほどに 働く意欲が引き出され
    心明るく 強くなれるのである
一つ一つの出会いを大切に 縁を深めて人生歩めばよろしい
 今なすべきことを 誠実に思いを込めて事(仕事)に当たる
 自然と出会いが深まり 互いの心(期待)も重なってゆく
「仕事」――我が「運命」をもって 世に奉仕する心を申す

人(相手)の心(気持ち)を
  感じるほどに
    働く意欲が引き出され
      心明るく
        強くなれるのである
一つ一つの出会いを大切に
    縁を深めて人生歩めばよろしい
 今なすべきことを
  誠実に思いを込めて
    事(仕事)に当たる
 自然と出会いが深まり
  互いの心(期待)も重なってゆく
「仕事」――
    我が「運命」をもって
      世に奉仕する心を申す

『真実の光・神示 平成21年版』161ページ(中略あり)

言われたことをそのまま行うだけでは、十分とは言えません。先輩からのアドバイスを踏まえ、さらに自分にできることで、より良い成果につながるように動くのです。どうしたらいいのか迷いがあれば、「上司からこのようなアドバイスを頂き、自分はこう考えるのですが…」などと自身の意見を加味して、先輩に相談しましょう。素直に伝えることで、先輩との縁が深まり、誠実で前向きな姿勢に信頼も得られるでしょう。何より、自分自身の成長や自立へとつながるのです。