Q 物欲が抑えられず無理して買ってしまう

40代

欲しい物があると、どうしても我慢できません。家族に理解してもらえないので、最近は黙って購入しています。資金的に無理があると、借金をしてでも買ってしまいます。この心をどうしたら抑えられるのでしょうか。(40代男性)

欲心を抑えられないのは、心が不安定ということにほかなりません。安らいだ心となるには、家族との会話や触れ合いが必須です。一番身近な家族のためにしっかりと生き、必要とされる充実感があれば、形が得られずとも、心が満足できるのです。

――悔いなき人生 基なすものは 「和のある家庭」――
神の教え生かせし家は 家族の心重なり合って 悪しき実体芽吹くことなし

――悔いなき人生 基なすものは
    「和のある家庭」――
神の教え生かせし家は
    家族の心重なり合って
      悪しき実体芽吹くことなし

『真実の光・神示 平成18年版』181ページ(中略あり)

物欲は人間の本質であり、誰もが少なからず持っているものです。それを承知し、コントロールできてこそ、自立した大人と言えるでしょう。家族の共感、賛成を得ずに、形ばかりを求めたり、欲の心にとらわれ、感情のままに動いたりしては、家の中での存在感や居場所がなくなり、人生に悔いを残すことになりかねません。

いま一度、家庭における自分の役割を自覚し、積極的に関わりを持つ努力をしていきましょう。

家族と心が重なるほど、「これが欲しい」「本当に必要?」などと話し合うことで、冷静に、的確な判断ができるようにもなるのです。