Q 父の遺産相続における弟への憤り

70代

父が亡くなり、相続を姉弟で決めていかなければいけません。ですが、「父に対して弟は何もしてくれなかったのに…」という思いが出てきてしまいます。何を大切にしていけばいいのでしょうか。(70代女性)

相続というと、財産の対応、処置と捉えがちですが、本来はそれだけではありません。親から受け継ぐ一番大切なものは、良くも悪くも、その生きざまから学び取れるものです。それこそが真に価値ある相続であり、家系に受け継がれていく「心の道」と神は教えてくださいます。

弟以上に父との関わりを得られた自分は、多くの恩恵を受けていると気付き、感謝することが大事です。

人は皆 有限の時を 神の手の中与えられ 我が心の悟りとともに 終日迎えて閉じてゆく
神の教え「真理」学び深めて 出会いを生かす心 欠いてはいけない
 「奉仕心」欠かぬよう 気配りできる皆であれ

人は皆
  有限の時を 神の手の中与えられ
    我が心の悟りとともに
      終日迎えて閉じてゆく
神の教え「真理」学び深めて
    出会いを生かす心
      欠いてはいけない
 「奉仕心」欠かぬよう
    気配りできる皆であれ

『真実の光・神示 平成20年版』168ページ(中略あり)

神の教えを学ぶと、親との出会いを、自身の人生をより良くするために生かすことができます。弟も同じ「心の道」に生きる掛け替えのない存在です。この出会いも大切にする心が、自分自身の人生を仕合せへと導いていきます。

弟への思いを流せるよう神に願い、できることから関わり、縁を深めていきましょう。それが、亡き父の供養にもつながります。

相続手続きは、専門家に相談し、対処することです。感情を持ち込むと、事はうまく進まず、しこりを残す原因となってしまうでしょう。